支援事業対象 住宅エコリフォーム内容
以下の要件を満たすリフォーム工事などが、住宅ストック循環支援事業の対象となります。
今回の住宅ストック循環支援事業には「自ら居住する住宅のリフォームであること」、「エコリフォーム工事後の住宅が耐震性能を有する※こと」という条件が加わっていますので、耐震性を有しない住宅はエコリフォームと同時に耐震補強工事をしなければエコリフォーム補助金がもらえないということになります。
※『耐震性を有する』とは、新耐震基準(昭和56年6月1日に施工された建築基準法施工令第3章および第5章の4に規定する基準を言う。)に適合、又は、耐震改修促進法に基づく「地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして国土交通大臣が定める基準」(平成18年国土交通省告示185号)に適合しているものを表す。
●エコリフォーム(開口部の断熱改修工事)で補助対象となるもの
- 1.ガラス交換
- 既存窓を利用して、ガラスを複層ガラスに交換
- 2.内窓設置
- 既存窓の内側に、新たな窓を設置
- 3.外窓交換
- 既存窓を取り除き、新たな窓に交換
- 4.ドア交換
- 既存ドアを取り除き、新たなドアに交換
なぜ開口部のリフォームがエコなの?
窓やドアは、熱の出入りが一番多い場所だからです。
開口部の断熱化によって、住まい全体が屋外の寒暖の影響を受けにくくなり、冷暖房効率が向上。
暮らしが快適になるとともに、大きなエコ効果をもたらします。
※上記数値はYKK AP算出です。
夏:外気温33.4℃/室温27℃の場合 冬:外気温0.5℃/室温20℃の場合
エコリフォームの補助額は、
下記 A+B+C+D+E+F+H=300,000円を限度額とします。
- A: 開口部の断熱改修(Aのみでも申請可)
- B: 外壁、屋根・天井または床の断熱改修(Bのみでも申請可)
- C: 設備エコ改修(Cのみでも申請可)
- D: A〜Cのいずれかに併せて、バリアフリー改修を行う場合に加算される金額
- E: A〜Cのいずれかに併せて、エコ住宅設備の設置を行う場合に加算される金額
- F: A〜Cのいずれかに併せて、木造住宅の劣化対策を行う場合に加算される金額
- G: 耐震改修工事はポイントが別途150,000円加算されます。(A〜Hの限度額450,000円)
- H: A〜Gに対して、リフォーム瑕疵保険に加入する場合に加算される金額
※エコリフォーム後の住宅が耐震性を有していることが条件です。
※エコリフォームの場合、補助の対象になるのは、A~Cのいずれかの工事を行い、当該工事に係る補助額の合計が50,000円以上であるものに限ります。
プラマードUとは?
●今ある窓にプラズマUをつけて二重窓に
●プラマードUの特徴
- 空気層で断熱
- 今ある窓(外窓)と新しい窓(内窓)の間にできる空気層が熱を伝えにくくし、断熱効果を発揮。
- 樹脂で断熱
- プラマードUは樹脂製。樹脂はアルミの1000倍、熱を伝えにくい性質があり、断熱効果を高めます。
- ガラスでさらに性能アップ
- プラマードUのガラスは単板ガラスのほか、断熱性を高めた「複層ガラス」など、より高性能のガラスも選べます。
- 二重構造で防音
- 気密性の高いプラマードUを取付けて二重窓にすることで、音が伝わりにくくなります。